伝統の音、地域とともに
丹波八坂太鼓
丹波八坂太鼓保存会の由来
京都府京丹波町下山地区に尾長野八坂神社(天和3年(1683年)に再建)に伝わる太鼓です。尾長野八坂神社は京都祇園八坂神社の御分社で尾長野八坂神社には「牛の神様」が祀られており、江戸時代頃から昭和初期にかけて牛を連れての参拝が続きました。江戸時代、農家では牛は大きな働き手であり家族同様に大切にされてきましたが牛の疫病がはやり、村人たちは疫病退散の願いを込め太鼓を神前で打ち鳴らしたことが由来とされています。

会長あいさつ
丹波八坂太鼓は丹波の地の農耕と深い関わりがあります。私たちの国は古くから農耕を軸にして、現代にいたるまで繰り返し稲作りが行なわれてきました。繰り返しをすることにより確かなものにしていく。時代とともに私たちのライフスタイルは変わりましたが、続けることの尊さ。進化しながら伝統を守っていく。いつも古くて新しい。この思いを持ち続け元気と笑顔の源である「疫病退散」と「五穀豊穣」の安寧を願い、時代と打ち手は変われどもその「願い」と「祈り」を込めて、丹波八坂太鼓は昔から今も、そしてこれからも世の安寧を願い打ち続けていきます。
丹波八坂太鼓保存会
会長 藤田正則


歴史と歩み
1971年
八坂太鼓を復興し「尾長野八坂太鼓保存会」結成 (2月)
初代会長藤田健司氏就任 (2月)
1992年
「丹波八坂太鼓保存会」に組織名称変更 (1月)
旧丹波町の姉妹都市オーストラリアホークスベリー市に丹波八坂太鼓を寄贈・演奏 (2月)
1993年
祇園祭神幸祭演奏 (7月、以降毎年祇園祭で演奏)
丹波和の音の祭典・太鼓 開催 (11月)
1994年
建都1200年祭 (10月)
国際園芸学会 (10月)
京都府農林水産フェスティバル (11月)
第1回福知山御霊大祭和太鼓フェス (10月、以降毎年出演)
1995年
大津びわ湖夏まつり (8月)
京都国際会議 (9月)
太鼓・法被新調 (藍染仕様)
年間活動
地域・子供たちとの取り組み

平成5年(1993)より下山小学校では、地域の伝統文化を学ぶ学習として6年生になると夏前から晩秋まで「太鼓の授業」(総合学習)を学びます。毎年開催される「DONと来い/丹波八坂太鼓祭」や「学習発表会」で打ち鳴らします。6年生を送る会では演奏のあと、5年生にバチ渡し式として「ばち」と「法被」を引き継ぎます。今年も6年生は気持ちを一つにして疫病退散、五穀豊穣を願って打ち鳴らします。


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